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2023.08.30

肌の触れ合いの5つの効果!親子や夫婦で有効な時間や触れ方まで解説

肌の触れ合いの効果 アイキャッチ画像

親子や夫婦、恋人などとの肌の触れ合いにはさまざまな効果や意味があることをご存じでしょうか。

肌の触れ合いは、大切な人とのより良い関係性を築くためにとても重要です。

触れ合う箇所やタイミングなどによっても、その効果や意味合いは変わってきます。

 

このページでは、肌の触れ合いが効果的な理由ともたらす効果を解説した上で、有効な時間やタイミング、触れ方までご紹介します。

 

肌の触れ合いが効果的な理由

まずは、肌の触れ合いが効果的な理由について、以下の2点を解説します。

・オキシトシンが分泌される
・成長ホルモンの分泌を促す

1つずつ、見ていきましょう。

 

オキシトシンが分泌される

1つ目は、オキシトシンが分泌されるからです。

肌の触れ合いをすると、「愛情ホルモン」とも呼ばれる脳内物質であるオキシトシンが分泌されます。

 

オキシトシンには、不安やストレスを抑制したり、幸福感を高めたりする効果があると言われています。

 

成長ホルモンの分泌を促す

2つ目は、成長ホルモンの分泌を促すからです。

成長ホルモンが分泌されると、子どもの場合は、骨が伸びたり筋肉が発達したりするなどの成長が促進されます。

 

成長ホルモンは代謝を促す効果もあるため、子どもだけでなく大人にとっても重要なホルモンです。

 

親子間での肌の触れ合いの効果

ここでは、親子間で肌を触れ合うことで生じる、以下の3つの効果について解説します。

・愛着関係を深める
・安らぎやストレス解消
・子どもの学習効果やストレス耐性を高める

1つずつ、見ていきましょう。

 

愛着関係を深める

肌の触れ合い ハグ

1つ目は、愛着関係を深める効果です。

肌の触れ合いによって、双方にオキシトシンが分泌されます。

 

オキシトシンは幼い赤ちゃんでも大人でも分泌されるので、親子の愛着関係を深めます。

 

安らぎやストレス解消

2つ目は、安らぎやストレス解消の効果です。

肌の触れ合いによって分泌されるオキシトシンは、不安やストレスを抑制する働きもあります。

 

そのため、パパやママと触れ合うことで、赤ちゃんの機嫌がよくなったり、心拍数が安定したりすることがあります。

 

大人の場合も、我が子と触れ合うことで穏やかな気持ちになるのはオキシトシンが分泌されているからです。

 

子どもの学習効果やストレス耐性を高める

3つ目は、子どもの学習効果やストレス耐性を高める効果です。

幼い子どもとの肌の触れ合いの効果は、お互いのオキシトシンの分泌を一時的に促すだけではありません。

 

脳が最も発達すると言われている生後1年の乳幼児期にオキシトシンの分泌が十分にあると、オキシトシンが分泌されやすい脳になります。

 

オキシトシンが分泌されやすい脳になると、子どもの場合は、学習効果や記憶力が高まったり、ストレス耐性が高まったりする効果が続きます。

 

幼い頃の肌の触れ合いの効果は子どもが成長してからも続くため、子どもの能力や性格にも大きな影響を与えます。

 

夫婦や恋人間での肌の触れ合いの効果

ここでは、夫婦や恋人などパートナーとの肌の触れ合いで生じる2つの効果について解説します。

・信頼や絆が深まる
・恋愛感情が高まる

1つずつ、見ていきましょう。

 

信頼や絆が深まる

ハグ 夫婦

1つ目は、信頼や絆が深まる効果です。

肌の触れ合いは大人同士においても、安心感や幸福感をもたらすオキシトシンが分泌されます。

 

しかし、夫婦や恋人などのパートナー間での肌の触れ合いがもたらすのは、それだけではありません。

 

肌の触れ合いは相手に好意を持っている場合に行ったり、仲の良さを表す行為であったりもします。

 

好意を持っている相手に肌の触れ合いを受け入れてもらえるかどうかで、相手の気持ちを再確認することもできます。

 

男女間において肌の触れ合いができるということは、信頼や絆が深まっている証拠です。

 

夫婦間での肌の触れ合いは関係が良好であることを示すので、子どもにとっても嬉しいものになります。

 

恋愛感情が高まる

2つ目は、恋愛感情が高まる効果です。

男女間の肌の触れ合いは、片思いの場合においても、相手の意識を高め恋愛に発展させる場合があります。

 

既に想いが通じ合っているカップル同士においても、肌の触れ合いを行うことによって恋愛感情が高まるでしょう。

 

肌の触れ合いが効果的な時間やタイミング

親子間やパートナー間において、さまざまな良い影響をもたらす肌の触れ合いですが、その効果は時間やタイミングによっても異なります。

 

肌の触れ合いの効果的な時間やタイミングについて、以下2つのポイントをご紹介します。

・副交感神経が優位になる夕方以降
・短時間でもOK

1つずつ、見ていきましょう。

 

副交感神経が優位になる夕方以降

1つ目は、副交感神経が優位になる夕方以降です。

 

肌の触れ合いは、朝よりも夕方以降がより効果的と言われています。

 

理由は、夕方以降は副交感神経が優位になり、オキシトシンの分泌がより効果的に働くためです。

 

短時間でもOK

2つ目は、短時間でもOKということです。

 

肌の触れ合いが良いとわかっていても、なかなか時間が取れないという方も多いかと思います。

 

オキシトシンは肌の触れ合いを始めてから約10分後に分泌され、その後はしばらく離れていても大丈夫です。

 

オキシトシンの分泌が減ってしまう1時間後に再び肌の触れ合いを行うことによって、オキシトシンを高い状態で保つことができます。

 

大人同士の肌の触れ合いは、オキシトシンの分泌以外にも関係性を良くする心理的な効果もあります。

 

そのため、短時間であっても肌に触れること自体に意味があるでしょう。

 

効果的な肌の触れ合いの方法

ここまで肌の触れ合いの効果や、効果的なタイミングについて解説しましたが、実際には、どのように肌を触れ合わせたら良いのでしょうか。

 

ここでは、効果的な肌の触れ合い方法について、以下の3つの方法をご紹介します。

・ハグをする
・手をつなぐ
・マッサージをする

1つずつ、見ていきましょう。

 

ハグをする

肌の触れ合い 親子

1つ目は、ハグをするです。

ハグは大切な人同士で信頼や愛情を確認しあうことができます。

 

国や文化によっては、ハグは挨拶の際に欠かせない行動でもあります。

 

日本でも、親子や恋人間はもちろん、最近は友人同士であってもハグをする人は増えているようです。

 

強く抱きしめることで愛情の強さを表したり、優しく抱きしめることで安心感を与えたりすることができます。

 

手をつなぐ

手をつなぐ 家族

2つ目は、手をつなぐことです。

ハグは親しい間柄であっても、少しハードルが高くタイミングも難しいかもしれません。

 

そのような場合は、手をつなぐという動作を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

親子間でもパートナー間でも、手をつなぐことによって温もりを感じ、安心感も湧くでしょう。

 

恋人や夫婦の場合は、手をつないで外出するのもオススメです。お互いの絆を確認することができ、周囲にも仲の良さをアピールすることができるでしょう。

 

マッサージをする

4つ目は、マッサージをすることです。

肌の触れ合いをしようと思うと、身構えてしまったり意識しすぎて不自然になってしまったりするかもしれません。

 

そんな時は、触れ合いたい相手にマッサージを提案しましょう。

 

疲れている時やリラックスしている時に、親しい人から労ってもらえるのは嬉しいものです。

 

特にマッサージが上手くなくても構いません。相手を労う気持ちや言葉かけが大切です。

 

介護施設などでは、コミュニケーションの手段としても高齢者に対するマッサージが行われています。

 

マッサージを通して肌の触れ合いが生じ、仲が深まるきっかけとなるでしょう。

 

効果的な肌の触れ合い箇所

肌の触れ合いは、触れ方だけでなく触る箇所によってもその意味が変わってきます。

 

肌の触れ合いをするのに効果的な以下の3つの箇所をご紹介します。

・甘やかす「頭」
・愛情を伝える「手」
・気軽に親しみを表せる「肩」

1つずつ、見ていきましょう。

 

甘やかす「頭」

1つ目は、甘やかす「頭」です。

 

頭に触れるという動作は、子どもや自分よりも目下の人に対して行うことが多い動作です。

 

甘やかしたい、守りたい、支えたいなどの気持ちの現れでもあります。

 

頭に触られた方は、励まされて嬉しくなったり、恋愛感情が芽生えたりすることもあります。

 

しかし、関係性によっては嫌がられたり、不快に感じられたりもするため注意が必要です。

 

愛情を伝える「手」

2つ目は、愛情を伝える「手」です。

手に触れる機会は、親しい間柄ではなくても日常的に良くある動作かもしれません。

 

しかし、一般的には、嫌いな人の手にあえて触りたいとは思わず、好意を持っている人にのみ行いたいものです。

 

手に触れることで、相手の体温や感触がわかります。気軽に出来て、愛情をダイレクトに伝える手段として有効です。

 

気軽に親しみを表せる「肩」

3つ目は、気軽に親しみを表せる「肩」です。

肩に触れるのは、頭や手に比べると特に親しい間でなくても気軽に行える動作です。

 

あえて時間を取らなくても、タイミングが合えばさりげなく肩を叩いたり触れたりすることができます。

 

軽く触れる程度であれば、特に仲が良くなくても不快に思う人は少ないでしょう。

 

「がんばってね」などの言葉を添えることで、触れている時間は短くても、思いやりや愛情を伝えることもできます。

 

まとめ

このページでは、親子やパートナー間における肌の触れ合いの効果や効果的な触れ方についてご紹介しました。

 

肌の触れ合いは、オキシトシンの分泌を促すため、双方に多くの良い影響を与えます。

心理的にも、相手の気持ちや愛情を確認するために有効な手段です。

触れ合い方や箇所によっても、その意味や効果は変わってきます。

触れ合う相手との関係性や伝えたい気持ちによって、適切な方法で触れ合ってみましょう。

 

肌に触れ合うことは、言葉よりも多くの気持ちを伝え、より良い関係をもたらしてくれるかもしれません。

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