英語絵本おすすめ21選!選び方のポイントとは?
グローバル化している現代において「小さい頃から子どもに英語に触れさせたい」と考える保護者が増えています。
英語絵本の読み聞かせを始めている方も多いのではないでしょうか。
そこでこのページでは、子ども向け英語絵本の選び方のポイント・年齢別おすすめ英語絵本などについて、詳しくご紹介していきます。
もくじ
子ども向けおすすめ英語絵本の選び方のポイント
子ども向けおすすめ英語絵本の選び方のポイントは、以下の通りです。
・年齢に合った難易度
・魅力的なイラスト
・ロングセラーの絵本
1つずつ、見ていきましょう。
年齢に合った難易度
英語絵本の選び方のポイントの1つ目は、年齢に合った難易度の絵本を選ぶことです。
年齢や成長段階に合った難易度の絵本を選ぶと、英語に対する抵抗心が芽生えにくく、心に残りやすいからです。
例えば、低年齢の頃は単語数が少なく英語の音やリズムの楽しい聞き取りやすい絵本、年齢が上がるにつれてストーリー性のある本を選ぶと良いでしょう。
また、子どもが普段興味を持っている分野の短い絵本から始め、段階的に長い絵本に挑戦していくと、理解が深まります。
魅力的なイラスト
英語絵本の選び方のポイントの2つ目は、魅力的なイラストが描かれた絵本を選ぶことです。
カラフルで魅力的なイラストのある絵本は、子どもの興味をひきます。また、言葉とその意味が結びつきやすくなるため、イラストを通じてストーリーの流れや単語の意味が理解しやすくなるからです。
イラストに変化があるような仕掛け絵本も、おすすめです。
表現豊かなイラストで、子どもが絵を楽しみながらストーリーを理解できるような絵本を選びましょう。
ロングセラーの絵本
英語絵本の選び方のポイントの3つ目は、ロングセラーの絵本を選ぶことです。
ロングセラーの絵本は、時間を経ても多くの人に支持されているため、その品質が高く信頼できる選択肢と言えます。
また、ロングセラーの絵本は基本的な単語や文法が使われていることが多いため、英語が母国語ではない子どもにも適しています。
さらに、さまざまな伝統・文化・歴史が反映されている絵本が多いため、子どもは異なる文化や価値観に触れながら英語を学ぶことができるでしょう。
0歳児におすすめ英語絵本3選
0歳児におすすめの英語絵本3選をご紹介します。
Yummy Yucky
アメリカの作家・イラストレーターのレスリー・パトリチェッリによる「Yummy Yucky」は、シンプルながらカラフルでオリジナリティのあるイラストが、とても魅力的な英語絵本です。
主人公は赤ちゃんで、美味しいものと美味しくないものが左右のページで対比するように構成されています。赤ちゃんの表情がとても豊かで、ワクワクしながら読み進めることができるでしょう。
また、簡単なフレーズによる言葉の表現を何度も繰り返すことで、自然と英語への理解が深まります。
Twinkle, Twinkle, Little Star
キャロライン・チャーチの「Twinkle, Twinkle, Little Star」は、日本でもおなじみの「きらきら星」の歌に合わせて読み進めることができる絵本です。
歌いながら読み聞かせすることで、英語が耳に残りやすく、子守唄がわりにもピッタリです。
あたたかいイラストと、キラキラした表紙が0歳児の赤ちゃんの目をひき、特別感を感じさせてくれる1冊です。
Where’s Spot?
エリック・ヒルの「Where’s Spot?」は、家の中に隠れた主人公犬のスポットを、お母さん犬のサリーが探していくストーリーの仕掛け絵本です。
扉やベット下などがフラップになっており、読み進めながら一緒にスポットを探すことができます。何度も読み返すうちに自然にスポットに親しみを感じていくでしょう。
「Where’s Spot?」と赤ちゃんに問いかけながら、スポットを探すのが楽しいコミュニケーションの時間となります。
1歳児におすすめ英語絵本3選
1歳児におすすめの英語絵本3選をご紹介します。
The Very Hungry Caterpillar
「The Very Hungry Caterpillar」は、独自の手法で知られるアーティスト、エリック・カールによる絵本です。この絵本でも色鮮やかな特有の切り絵スタイルがとても際立っています。
日本語版の「はらぺこあおむし」もベストセラーになっており、あおむしがさまざまなものを食べ、成長する様子が描かれています。
魅力的なイラストで視覚を刺激しながら、数・曜日などの基本的な英単語を自然と身につけられる絵本です。
Potty
「Potty」は、前述の「Yummy Yucky」と同じ著者レスリー・パトリチェッリによる、かわいいイラストが魅力の絵本です。
トイレトレーニングを題材にした絵本で、子どものリアルな状況や感情がユーモアを交えて描かれています。
簡単な文章で構成されているので、英語でも理解しやすく、親子でストーリーに引き込まれるでしょう。
Peek-a-moo!
マリー・トレス・シマラスティの「Peek-a-moo!」は、はっきりした色使いのイラストが特徴的な仕掛け絵本です。
ウシ・インコ・ネズミなどさまざまな動物が、それぞれの鳴き声で「いないいないばぁ」をしながら、次々と現れます。
仕掛けや音のリズムが楽しい、1歳児にピッタリの英語絵本です。
2歳児におすすめ英語絵本3選
2歳児におすすめの英語絵本3選をご紹介します。
Dear Zoo
「Dear Zoo」は、色鮮やかで動物のイラストがかわいい、ロッド・キャンベルによる仕掛け絵本です。
「ペットをください」と主人公が動物園に手紙を書くことから始まります。動物園から送られてくるさまざまな贈り物がフラップになっていて、めくるとさまざまな動物が現れます。
動物の名前部分は「…」となっているので、親子でコミュニケーションをとりながら、動物の名前を覚えられるでしょう。
Hooray for Fish!
「Hooray for Fish!」は、ネズミのメイシーちゃんシリーズでも知られるルーシー・カズンズによってかかれた絵本です。
形・色・模様の異なるさまざまな魚が登場し、冒険と発見の旅が描かれています。
キレイな新しい魚たちとの出会いと、リズミカルな言葉遊びで、楽しく読み進めることができます。何度も読み返したくなる1冊です。
A Color of His Own
レオ・レオニの「A Color of His Own」は、孤独なカメレオンが自分だけの色を見つけていくストーリーの絵本です。
自分の色を持っていないカメレオンは、自分の色を持つために葉っぱの上で暮らし始めますが、季節がかわると葉っぱの色が変わってしまいます。しかし次第に、自分の色を持つことより、より幸せになる方法を見つけていきます。
変化するカメレオンの美しい色が、視覚的にも楽しめる絵本です。
3歳児におすすめ英語絵本3選
3歳児におすすめの英語絵本3選をご紹介します。
No, David!
「No, David!」は、デイビット・シャノンが作者のほんわかしたタッチでかかれた絵本です。
主人公である活発な少年Davidのいたずらは、日に日にエスカレートし、「No, David!」とママに怒られてばかりです。しかし、親子愛にあふれた心温まる展開が待っています。
アメリカの児童図書館協会がその年に出版された最も優れた子ども向け絵本に贈る「コールデコット賞」を受賞している絵本です。
Nighty Night, Little Green Monster
エドエンバリーの「A Color of His Own」は、リトルグリーンモンスターが主人公の仕掛け絵本です。
目・鼻・口などの顔のパーツが1つずつ増えていき、黄緑色の小さなかわいいモンスターの顔が現れます。そして「Nighty Night」と言うと、1つずつ顔のパーツがなくなっていき、代わりに星が1つずつ増えます。
リトルグリーンモンスターの表情の変化が楽しい、寝る前の読み聞かせにピッタリの1冊です。
HELLO, WORLD! OCEAN LIFE
ジル・マクドナルドの「HELLO, WORLD! OCEAN LIFE」は、「海の生き物」をテーマにした絵本です。科学や自然について学べる絵本「HELLO, WORLD」シリーズの中の1冊です。
魚をはじめとする、クジラ・イルカ・カニなどの全11種類の生き物の特徴や特性が、カラフルなイラストと簡単な文章で分かりやすく説明されています。
シリーズ本を揃えたくなる、自然への好奇心を育む絵本です。
4歳児におすすめ英語絵本3選
4歳児におすすめの英語絵本3選をご紹介します。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」は、ビル・マーチンとエリック・カールによるロングセラーの絵本です。
エリック・カールの特徴的な切り絵のイラストは、とてもカラフルで、子どもの興味を集めます。
色と動物の英単語が一緒に出てくるため、それらの組み合わせが覚えやすい構成です。リズムのある文章で、英語が苦手な保護者でも読み聞かせしやすい絵本と言えます。
Kitchen Disco
クレア・フォーグスとアル・マーフィーによる「Kitchen Disco」は、キッチンでフルーツたちが夜中にダンスパーティを開くという楽しいストーリーです。
登場するフルーツたちはとても個性的なキャラクターで、踊ったり歌ったりと、人間の寝ている夜の時間を楽しみます。
カラフルなイラストとリズミカルな音楽が、ストーリーの中で重要な役割を果たしている絵本です。
Monsters Love Underpants
クレア・フリードマンとベン・コートの「Monsters Love Underpants」は、モンスターたちがパンツを愛するというユニークなテーマの絵本です。
リズムが楽しい言葉遊びが多く取り入れられており、カラフルなモンスターやパンツをのイラストが、子どもの聴覚と視覚を刺激します。
この絵本はシリーズ化され、他にもさまざまなバージョンがあるため、異なる冒険の続きが気になる子どもが続出するでしょう。
5歳児におすすめ英語絵本3選
5歳児におすすめの英語絵本3選をご紹介します。
Elmer
デヴィッド・マッキーの「Elmer」は、色とりどりの体を持ったゾウのエルマーのお話です。
自分だけ周りのゾウと違うことに悩んでいたエルマーが、その違いこそが個性であり魅力であることに気づいていきます。
リズミカルな文章と、豊かな表情で描かれた登場人物のイラストが、ストーリーや感情の理解を深める印象的な1冊です。
Peep Inside Night-Time
アンナ・ミルボーンの「Peep Inside Night-Time」は、夜の時間帯に生活する動物や植物などが出てくる仕掛け絵本です。
基本的な言葉やさまざまな仕掛けがあり、子どもは手を動かしながら、絵本を読み進めることができます。
美しく繊細なイラストが特徴的で、夜の暗い色調と星空の表現が神秘的な雰囲気を感じさせます。夜の時間をポジティブなものにかえる絵本です。
Kitchen Disco
クレア・フォーグスとアル・マーフィーによる「Kitchen Disco」は、キッチンの食材たちが夜中にダンスパーティを開くという楽しいストーリーです。
みんなが寝静まると、ボウルの中のフルーツによる楽しいパーティーが始まります。 ダンス好きのマンゴー・バナナ・ブドウ・リンゴなどは、カラフルなイラストでいきいきと描かれています。
ワクワクするストーリーに引き込まれ、英語でもスムーズに読み進めることができるでしょう。
6歳児におすすめ英語絵本3選
6歳児におすすめの英語絵本3選をご紹介します。
Swimmy
レオ・レオニの「Swimmy」は、チームワークの大切さを描いたストーリーで、日本でも小学校の教科書で多く取り入れられています。
色や形の組み合わせが印象的なイラストと、簡単ながらも響きのある文章で構成されていています。
仲間と協力して一つの目標に向かって進むことの重要性や、スイミーの勇気を感じることができる1冊です。
Bedtime Stories for Kids
アンクル・アモンの「Bedtime Stories for Kids」は、寝る前の読み聞かせにピッタリのシリーズ本です。
心地よいリズムの言葉遊びが特徴的で、子どもに安らぎを与えます。
ストーリーの結末は、穏やかな安心感をもたらすため、子どもを安眠させるサポートとなる絵本と言えます。
See Inside Your Body
ケイティ・デインズの「See Inside Your Body」は、英語とともに体の仕組みや構造を学べる仕掛け絵本です。
カラフルで見やすいイラストが、体の構造を分かりやすく視覚化しており、50以上のフラップが子どもの興味を引き、自分で学ぶことをサポートします。
多くの英単語を学ぶことができ、さらに自分の体の内部の理解を深められるでしょう。
英語絵本ならオックスフォード・リーディング・ツリーもおすすめ
英語絵本なら「オックスフォード・リーディング・ツリー」もおすすめです。
「オックスフォード・リーディング・ツリー」は、カラフルなイラストが描かれた絵本を中心に展開している英語学習プログラムで、幅広い年齢層や読み手のスキルに合わせて設計されています。
200話以上のストーリーは、子どもの興味をひくテーマで、チャーミングなキャラクターが登場します。
イギリスでは、小学校の約80%以上が「オックスフォード・リーディング・ツリー」を国語の教科書として採用しており、段階的にレベルを上げながら進めることができます。
リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングなど、英語全般のスキルアップなら、「オックスフォード・リーディング・ツリー」をおすすめします。
関連記事:オックスフォードリーディングツリーとは?レベル・使い方・学習サポートグッズを紹介
まとめ
このページでは、子ども向け英語絵本の選び方のポイント・年齢別おすすめ英語絵本などについて、詳しくご紹介しました。
英語絵本の読み聞かせによって、子どもは英語を身近に感じることができます。
魅力的なイラストやリズムのある文章など、年齢やレベルに合わせた英語絵本を選び、子どもが楽しく英語に触れ合うためのサポートをしましょう。