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2024.04.30

3・4・5歳おうちで楽しく数字遊び!子どもの数感や算数力を育てる年齢別おすすめ

数字 遊び

子どもが3歳ごろになると、「そろそろ数字を覚えさせたいな」「数を数えられるようになるための数遊びが知りたいな」などと考え始めるかもしれません。

子どもは段階を踏んで数字を理解していきます。

このページでは、数や数字に興味を持ち始めたお子様や、そのご両親に向けて数字や数の理解を育む方法を、3歳・4歳・5歳の発達段階に合わせて紹介しています。

目安がわかるとアプローチもしやすくなるので、ぜひ参考にしてご家庭で取り入れてみてくださいね。

 

年齢別数字遊びの発達段階を解説

数字 遊び

子どもは3歳から6歳の間に、数に対する興味や理解が急激に発達します。

この時期は、数の敏感期と呼ばれる、数を学ぶのに最適な時期です。

しかし、子どもの発達は個人差がありますし、同じ年齢でもできることやできないことがあります。

一概に「数の理解」といっても、その内容は細かく分けると以下のようになります。

①口に出して数字を唱えることができる
②文字を見て数が認識できる
③物の個数を数えることができる

ここからは、年齢別に子どもの「数の理解」の発達段階を解説します。

発達段階はあくまでも目安になりますので、子どものレベルに合わせた数字遊びを選んでみましょう。

 

3歳児の「数の理解」の発達段階

3歳児は、数を数えることに興味を持ち始めます。

しかし、まだ数の概念はあまり理解していません。

数を数えるときには、指差しをしたり、目で追ったりしながら、1から5までの数を言えるようになります。

しかし、数の順序や数字の形はまだ覚えていません。

また、数と量の関係もわかっていません。

例えば、3つのおはじきと4つのおはじきを比べても、どちらが多いかわからないことがあります。

そのため、3歳児には数を口に出して数えたり、数字の形を見たり、数と量を一致させたりするような遊びがおすすめです。

 

4歳児の「数の理解」の発達段階

4歳児は、数の概念がだんだんと理解できるようになります。

数を数えるときには、1から10までの数を言えるようになります。

また、数の順序や数字の形も覚えます。数と量の関係もわかるようになります。

例えば、3つのおはじきと4つのおはじきを比べて、どちらが多いかわかるようになります。

しかし、まだ数の大小や数の足し引きはできません。

そのため、4歳児には、数を順番に並べたり、数を比べたり、数を使ったゲームをしたりするような遊びがおすすめです。

 

5歳児の「数の理解」の発達段階

5歳児は、数の概念がさらに発達します。

数を数えるときには、1から99までの数を言えるようになります。

また、簡単な数の大小や足し引きもできるようになります。

例えば、5と3を足して8になることや、10と5を引いて5になることがわかるようになります。

しかし、まだ数の掛け算や割り算はできません。

5歳児には、数を使った計算やお買い物ごっこなどの遊びがおすすめです。

 

年齢別数字遊びのおすすめ

数字 遊び

子どもの「数の理解」の発達段階に合わせて、おうちでできる楽しい数字遊びをご紹介します。

これらの遊びは、高価な知育玩具や教材を買う必要はありません。

身近なものや手作りのもので十分に楽しめます。

子どもの興味や好みに合わせて、親子で一緒に取り組んでみましょう。

 

3歳児向けのおすすめ数遊び

数字 遊び

3歳児には、以下のような数遊びがおすすめです。

 

数パズル

数字の形を覚えるために、数字のピースを型にはめて遊びます。数字のピースの下には、同じ数のドットが描かれているものがあります。これを使うと、数と量の関係も学べます。

 

数字カード

数字が書かれたカードを使って、様々な遊びができます。
例えば、同じ数字のカードを探したり、数字のカードの下に同じ数のおはじきやポンポンボールなどを並べたり、2種類の数字カードを見せて「どちらが大きい? 」と聞いてみたり、少しずつ難易度をあげることで楽しみながら遊んでいくことができます。

 

トランプ

1から13までの数字が書かれたトランプは、まだ数字が読めなくても、数字とマークの数が絵柄で書いてあるので、楽しめます。
「ババ抜き」で同じ数字で合わせたり、神経衰弱をすると、数字を覚える練習になるでしょう。

 

サイコロ

サイコロは投げて、出た目の数を言うだけでも単純ですが楽しめます。
出た目の大きさの数字の「大きい」「小さい」を競ったり、数の足し引きを学ぶこともできます。

 

4歳児向けのおすすめ数遊び

数字 遊び

4歳児には、以下のような数遊びがおすすめです。

 

すごろくゲーム

すごろくは、サイコロを振ってコマを進めてゴールを目指すシンプルなゲームですが、数の順序や大小を学ぶことができます。
幼児向けのすごろくは、色々なテーマやルールがあります。
例えば、動物や乗り物などの絵が描かれたすごろくや、出た目の数だけコマを動かすだけでなく、カードを引いたり、クイズに答えたりするようなすごろくなどがあります。

 

数字バスケット

数字バスケットは、数字が書かれたカードをバスケットに入れる遊びです。
親が数字を言って、子どもがその数字のカードを探してバスケットに入れるというシンプルな遊びですが、数字の読み方や形を覚えることができます。
また、数字のカードを小さい順や大きい順に並べたり、足したり引いたりしてバスケットに入れたりすることで、数の順序や計算を学ぶこともできます。

 

ビンゴ

ビンゴは、数字が書かれたカードを使って読まれた数字の穴を開けていくという遊びです。
親が数字を言って、子どもがその数字のカードを探して穴を開けていく遊びですが、ランダムに数字が書かれているため、数字を探すことで数字の読み方や形を覚えることができます。
縦、横、斜めに穴がそろえば「ビンゴ!」。ビンゴになったらお菓子がもらえるなど景品をつけるとより楽しんで取り組めるかもしれません。

 

5歳児向けのおすすめ数遊び

数字 遊び 女の子 おままごと

5歳児には、以下のような数遊びがおすすめです。

 

お買い物ごっこ

お買い物ごっこは、数字が書かれたお金や商品を使ってお買い物をする遊びです。
親が店員役になって、子どもがお客さん役になって、商品を選んでお金を払うという遊びですが、数字の読み方や形を覚えることができます。
また、商品の値段やお金の枚数や金額を計算したり、お釣りをもらったりすることで、数の大小や計算を学ぶことができます。
数字に慣れてきたら、店員役とお客さん役を交代すると、お釣りを計算することで足し算や引き算のトレーニングに繋がります。

 

カレンダークイズ

カレンダークイズは、とてもシンプルな遊びです。
家で使っているカレンダーを見ながら、「◯◯の予定があるのはいつでしょう?」や、「◯日は何の日でしょう?」、「今日は◯日です。◯◯の予定があるのは何日後でしょう?」など、クイズを出します。
カレンダーを通して1〜31までの数字に親しむことができ、数字の形や日付の感覚を養うことにも繋がります。

 

数字遊びの注意点と工夫

数字 遊び

数字遊びは、子どもの数感や算数力を育てるのに効果的な遊びですが、やり方によっては逆効果になることもあります。
そこで、数字遊びをするときの注意点と工夫をご紹介します。

 

子どもの発達段階をよく見ましょう

子どもの発達は個人差があります。同じ年齢でもできることやできないことがあります。

数字遊びをするときは、子どもの発達段階をよく見て、子どものレベルに合わせた遊びを選びましょう。

 

例えば、3歳児には数と量の関係を学ぶ遊びがおすすめですが、5歳児には数の足し引きや計算を学ぶ遊びがおすすめです。

子どもの発達段階に合わない遊びを強制すると、子どもは数字に対する苦手意識や嫌悪感を持つことになります。

また、発達段階はあくまでもめやすとなりますので子どものペースに合わせて、楽しく数字遊びをしましょう。

 

子どもの自主性を尊重しましょう

子どもは自分で考えたり、選んだり、やりたいことをやることで、自信ややりがいを感じます。

数字遊びをするときは、子どもの自主性を尊重しましょう。

子どもがどの数字遊びをしたいか聞いてみたり、子どもが自分で数字のカードやお金や商品を作ったり、子どもが自分でルールを考えたりすることを認めてあげると良いです。

 

子どもの自主性を尊重することで、子どもは数字に対する興味や好奇心を持つことになります。

子どもの意見や感想を聞いたり、褒めることも忘れずにしましょう。

 

親子で一緒に取り組みましょう

数字遊びをするときは、親子で一緒に取り組みましょう。子どもは、親と一緒に遊ぶことで、安心感や愛情を感じます。

数字遊びをするときは、親が子どもの相手をしてあげたり、一緒に考えたり、楽しんだりしましょう。

親が子どもの数字遊びに関心を持ってあげることで、子どもは数字に対する自信ややる気を持つことになります。

親子で一緒に数字遊びをすることで、親子のコミュニケーションや絆も深まります。

 

まとめ

このページでは、3・4・5歳のおうちで楽しく数字遊びをする方法をご紹介しました。

数字遊びは、子どもの数感や算数力を育てるのに効果的な遊びですが、子どもの発達段階や自主性や親子の関係にも配慮することが大切です。

身近なものや手作りのものでできる数字遊びを、親子で一緒に楽しみながら、子どもの数字の学びをサポートしてあげましょう。

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