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2022.07.12

知育とは何か?その効果と年齢毎の実践方法・ポイントを徹底解説

知育玩具

知育という言葉は聞いたことがある。
でも具体的な考え方や年齢別の実践方法については知らない…

こんな方も多いのではないでしょうか?

 

幼い頃から知育を取り入れることは、子どもの能力を大きく伸ばすことに繋がります。

このページでは、知育がもたらす効果、知育を取り入れた遊び方を詳しく解説していきます。

知育とは何か

まずは、知育とは何かについて解説していきます。

 

概要

知育玩具 積み木

知育とは、イギリスのハーバート・スペンサーという学者によって提唱された、幼児や児童向けの教育のことです。

「三育」と呼ばれる知育・徳育・体育をバランスよく身に付けることによって、子どもの能力や生きる力が伸びるという考え方によって体系立てられています。

知育を学ぶことで、子どもが自ら考え、自分の力で解決策を導き出すことができるようになります。

 

教育内容

ここでは知育の教育内容について紹介します。

知育は従来型の「量」を重視した詰め込み型学習とは全く異なり、子どもが自ら考える「質」を重視した教育方法です。

例えば、おもちゃを使い、子どもが「楽しい」と感じるような遊びを通じて教育を行います。

幼児に新しい刺激を与えることで、さまざまな思考能力を身に付けることが可能です。

 

遊びとの違い

ここでは知育と遊びの違いについて紹介します。

知育では子どもが自発的に学ぶことを重視しているため、一見遊びと変わらないように思えることもあります。

しかし、知育は、単なる遊びとは異なり、その1つ1つの内容に明確な目的があります。

知育は、子どもの考える力を育むこと、さまざまな能力を伸ばすことを第1の目的として体系立てられています。

 

知育がもたらす5つの効果

ここでは、知育がもたらす5つの効果をご紹介します。

 

能力の高い人材育成

知育で脳を鍛える男の子

効果の1つ目は、能力の高い人材育成です。

知育によって、創造力・推察力・判断力などさまざまな能力を身に付けることができます。

自ら考える力も身につくため、IQを伸ばすことにも繋がります。

「自立型人材」と呼ばれる自主的に物事を考えることができる人材は、国際的に需要が高まっています。

知育を通して自分で考える力を養った子どもは、社会からのニーズも高くなり、将来、活躍する場も広がるはずです。

 

効率的な能力アップ

知育 脳を鍛える男の子

効果の2つ目は、効率的な能力アップです。

知育は、子どもの脳が柔軟な幼児期から教育することができるため、効率的に能力向上が図れます。

幼児期は脳が大きく成長する時期です。

幼児期に知育を始め、良質な刺激を与えることで、吸収率も高まり、大幅な能力アップが期待できます。

 

スポンジのような吸収力を高める

知育で脳を鍛える

効果の3つ目は、スポンジのような吸収力です。

3歳くらいまでの子どもは、脳の吸収率が非常に高いと考えられています。

また、3歳までは右脳の働きが活発であり、3歳以降は左脳の働きが活発になる、という研究もあることから、3歳までは右脳に刺激を与える知育、3歳以降は左脳の働きをよくする知育を取り入れることがとても重要です。

出典:早期教育が幼児の発達に与える影響と今後の在り方  須森りか

 

地頭を育てる

知育で地頭を育てる

効果の4つ目は、「地頭」を育てることです。

地頭とは、学校の勉強や試験などでは測ることができない、論理的思考力やコミュニケーション能力などの高さを指します。

地頭は幼い頃の知育で育てることができると言われています。

 

幼児期にIQが高まる可能性がある

知育玩具で遊ぶ男の子

効果の5つ目は、幼児期でIQが高まる可能性があることです。

IQは学力だけでなく、生きていくために必要なさまざまな知能を数値化したものです。

元々備わっている先天的な部分もありますが、幼いうちから知育を取り入れることで、その能力を大きく伸ばす可能性があります。

 

知育の効果を高める5つのポイント

タブレットを使った知育

ここまで、知育によって得られる効果を解説してきました。

それではより効果的に知育を実践していくためにはどうしたら良いのでしょうか?

ここからは、知育の効果を高めるための5つのポイントについて、詳しく解説していきます。

 

五感を刺激する玩具で遊ぶ

1つ目のポイントは、五感を刺激する玩具で遊ぶことです。

パズルや積み木などで遊ぶとき、子どもは自ら考えながら組み立てます。

自分が好きな形を作ろうとすることで表現力を育むことができます。

ここで重要なのは、本人が自ら興味を持って取り組めるかどうかです。

 

楽しみながら学ぶことが大切なので、子ども自身の興味や関心、年齢や能力などに適した知育玩具を取り入れましょう。

五感を刺激する玩具を使用すれば、気軽に知育を取り入れることができます。

 

スマホ・タブレットアプリの活用

2つ目のポイントは、スマホ・タブレットアプリの活用です。

近年、スマホやタブレットのアプリを使った知育も注目されており、子どもの年齢や能力にあった知育を効果的に行える点が評価されています。

液晶を長時間見てしまいがちなので、視力の低下など健康上のリスクには十分に気を付ける必要があります。

 

専用おもちゃの導入

3つ目のポイントは、専用おもちゃの導入です。

絵本やドリルなど知育を目的としたさまざまなおもちゃが発売されています。

おもちゃによって得られる効果・効能はさまざまです。

どのようなことを目的におもちゃを使用するのか、どのような能力を伸ばしたいのかをよく考え、親子で無理なく続けることができるおもちゃを選びましょう。

 

教室に通う

4つ目のポイントは、教室に通うことです。

知育のプロによる幼児向けの知育教室が各地で開催されています。

どうやって知育を実践すれば良いかわからない方や、知育は専門家に任せたいという方は知育教室を利用するのも良いでしょう。

教室によって知育の目的や方法はさまざまなので、一度お試し体験をするなどして子どもにあった教室を選ぶことをおすすめします。

 

普段の遊びに要素を取り入れる

5つ目のポイントは、普段の遊びに要素を取り入れることです。

保護者の意識次第で、普段の遊びの中でもしっかりと知育を取り入れることが可能です。

例えば、言葉を考える「しりとり」や、手先で何かを創り出す「折り紙」も知育の1つだと言えます。

普段の生活の中にも知育に繋がるヒントがたくさんあります。

子どもと積極的にコミュニケーションをとりながら、たくさんの刺激を与えて能力を伸ばしましょう。

知育を始めるのに適したタイミングと方法

知育玩具

ここまでで、知育によって得られるさまざまな効果をご理解いただけたと思います。

それでは、知育を始めるのに適したタイミングはいつなのでしょうか?

また、どのような方法で始めてみるのが良いのでしょうか?

年齢別に解説していきます。

 

0〜1歳

知育は、産まれた直後の新生児期から始めることが可能です。

まずは、見る・聞く・触るを通して感覚的な刺激を与えていきます。

カラフルな色の玩具を与える、積極的に話しかける、音楽を聴かせるなど身近なところからスタートしてみましょう。

産まれたばかりの赤ちゃんは、とても視力が弱いため、顔を近づけて優しく話しかけることがおすすめです。

 

2〜3歳

2〜3歳は好奇心旺盛な時期です。手足を使って活発に動き回ることもできます。

この時期には、手足や指先を動かす遊びがおすすめです。例えば、積み木やパズルで、大人も一緒に遊びましょう。

服を着る、ボタンを留める、スプーンで食べるなど普段の生活の中の動きも知育に繋がります。

初めはうまくできなくても、自分でやりたいという気持ちを大切にして取り組んでいきましょう。

 

4〜6歳

4〜6歳になると、子どもによっては数や文字を理解できるようになります。

遊びを通して、数や文字に対する理解を深めましょう。

大人が子どもに絵本を読んであげることは語彙を増やすことにも繋がるおすすめの知育です。

日常の生活の中でも、数や文字を意識して取り入れることで知育に繋がります。

 

​​知育で必ず意識すべき3つのポイント

知育教室

ここからは、知育を実践するにあたって必ず意識すべき3つのポイントについて解説します。

 

楽しめること

1つ目のポイントは、子ども自身が楽しめるかどうかです。

知育は子ども自身が自主的に取り組むことによって効果を発揮します。

難しすぎず、その子の個性にあった知育方法を選び、継続的に知育を行うことが大切です。

また、多くの場合において、知育は親も一緒に取り組む必要があります。

子どもはもちろん、親が楽しめるかどうかも知育を継続するための必要な要素になります。

 

親子のコミュニケーションを図ること

2つ目のポイントは、親子のコミュニケーションを図ることです。

コミュニケーションやスキンシップは、知育においてもとても重要です。

子どもはコミュニケーションを通して親からの愛情を感じ、自己肯定感を高めることができます。

 

自己肯定感が低いと、自信が持てず、周囲の視線ばかり気にしてしまいます。

自己肯定感が高い子どもは、失敗を恐れずに色んなことにチャレンジすることが可能です。

親子のコミュニケーションを図ることも、知育をうまく取り入れるポイントです。

 

子どものペースを大切にする

3つ目のポイントは、子ども自身のペースを大切にすることです。

知育はすぐに結果が表れるものではありません。
そのためなかなか成長が見られない、と焦ってしまう場合もあるでしょう。

しかし、知育では絶対に焦らず、その子のペースに合わせて取り組んでいくことが大切です。

大人が無理やり急かしたり、強制したりしてしまうと、子ども自身楽しめず継続できなくなってしまいます。

焦らず、その子どもの個性や気質、ペースに合ったやり方を大切にしましょう。

 

知育教材の選び方

知育玩具を選ぶ女の子

ここまで、知育の概要と効果・方法・実践のポイントについて紹介しました。
最後に、知育教材の選び方をご紹介します。

 

五感を刺激するものか

選び方の1つ目は、五感を刺激するものかどうかです。

五感には、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚があります。

幼い子どもは五感がとても敏感です。
特に、視覚・聴覚・触覚を刺激すれば、脳の成長に繋がります。

例えば、絵本の読み聞かせを行うと視覚や聴覚が刺激され、ブロック遊びを行うと触覚が刺激されます。

知育玩具を選ぶときは、五感を刺激するものであるかを意識しましょう。

 

生活の身近にあるもの

選び方の2つ目は、生活の身近にあるものだということです。

子どもにとっては、日常の生活にある身近なもの全てが知育に繋がります。

子どもは大人の真似をすることが大好きです。
日常生活の中で子どもが興味を持ったことを、たくさん取り組ませてみましょう。

例えば、洗濯物を畳んだり、夜ご飯を作ったりすることも知育の一つになります。

特別なおもちゃを使わなくても、身近にあるもので知育に取り組めます。

 

子どもが積極的に興味を持つか

選び方の3つ目は、子どもが積極的に興味を持つかどうかです。

知育において、子どもが自主的かつ積極的に取り組むかどうかは、とても重要といえます。

どのようなおもちゃに興味を持つかは子どもによって異なります。

子どもの個性や性格・年齢に合わせて、積極的に興味を持つおもちゃに取り組ませてあげましょう。

親が与えたいものと、子どもが興味を持つものが異なる可能性がありますが、子ども自身がやりたがるかどうかを優先してあげることが大切です。

 

まとめ

このページでは、知育の概要から効果・年齢ごとの実践方法・ポイントを紹介しました。

自宅で気軽に取り組むことができる知育は、子どもの将来の能力を大きく伸ばす可能性があることをご理解いただけたのではないでしょうか。

 

知育の方法やおもちゃにはさまざまなものがあります。

子どもの個性や年齢だけでなく、本人の興味・関心に合わせて、おもちゃを選んでみてください。

また、特におもちゃを揃えなくても、日常生活の中で普段行っていることも十分知育になります。

親子で無理なく続けられる知育方法を探してみてください。

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