子どもの能力を引き出そう!おすすめの知育玩具の種類を紹介!
子どもの能力を引き出してくれる知育玩具。
さまざまな種類やタイプがあり、どれを選べば良いか分からず困っていませんか?
適切な知育玩具の種類を選ぶことは、子どもの将来の能力に大きく影響するかもしれません。
このページでは、知育玩具の種類や選び方のポイント、年齢別に見る知育玩具の種類をご紹介します。
もくじ
知育玩具にはどんな種類があるのか?
まずは、知育玩具の種類について以下の観点から解説します。
・そもそも知育玩具とは?
・知育玩具の種類
1つずつ、見ていきましょう。
知育玩具の概要
知育玩具とは、知育を目的として設計された玩具のことです。
単に娯楽を目的とした玩具とは異なり、子どもの思考力など、知能を伸ばすことに重点を置いて作られています。
伸ばせる能力は知育玩具ごとに異なります。知育玩具で伸ばせる能力には、集中力・想像力・言語力・思考力などがあります。
例えば、指先を使う細かいパズルなどは、集中力や想像力だけでなく手先を上手に使うという、巧緻性も身に付けることができます。
知育玩具の種類
知育玩具の種類には、一般的に「積み木」「ごっこ遊び」「パズル」などがあり、形状も使い方もさまざまです。育児方針・子どもの興味・年齢に合った知育玩具を選ぶことが大切です。
例えば、育児方針で選ぶ場合は、子どもにどのような能力を伸ばしてほしいかを考えます。
英語力を伸ばす知育玩具や、リズム力を高める知育玩具、考える力を伸ばす知育玩具など、知育玩具ごとに目的があります。
また、形状や使い方で選ぶ場合は、子どもの年齢や興味に合わせて選びましょう。
知育玩具の種類を選ぶときのポイント
次に、知育玩具の種類を選ぶときのポイントを紹介します。
・対象年齢に合っているか
・伸ばしたい能力に合っているか
・子どもが興味を持つものか
1つずつ、見ていきましょう。
対象年齢に合っているか
1つ目は、対象年齢に合っているかどうかです。
知育玩具の種類を選ぶ際は、知育玩具が子どもの年齢に適しているか確認しましょう。知育玩具は、主に0歳〜6歳を対象として作られています。
例えば、6歳の子どもに対象年齢が0歳の知育玩具を与えても十分な効果が得られません。対象年齢を確認した上で、目的に合った種類の知育玩具を選びましょう。
伸ばしたい能力に合っているか
2つ目は、伸ばしたい能力に合っているかどうかです。
知育玩具は、子どものさまざまな能力を伸ばすために設計されています。どのような能力に効果を発揮するかは、玩具ごとに異なります。
子どものどのような能力を伸ばしたいかを考えた上で、その能力を身に付けられる知育玩具を選びましょう。
子どもが興味を持つか
3つ目は、子どもが興味を持つかどうかです。
知育では、子どもが自発的に取り組むことが大切です。大人が無理強いしたり、強制させたりしてしまっては意味がありません。
子ども自身が、興味を持って楽しめる知育玩具を選びましょう。
育児方針別に見る知育玩具の種類
知育玩具は、種類によってさまざまな能力を身につけることができます。
どのような能力を身につけてほしいかは、育児方針が決め手になります。
ここでは、育児方針別に見る知育玩具の種類を紹介します。
・英語を身に付けたい
・数字に強い脳を育てたい
・リズム感を育てたい
・デザインセンスを磨きたい
・頭の回転を良くしたい
・運動能力を鍛えたい
1つずつ、見ていきましょう。
英語を身に付けたい
1つ目は、英語を身に付けたいという育児方針のための知育玩具です。
子どもに英語力を身に付けてほしいと考える人は増えてきています。英語は、日本で日常生活を送っているだけでは、なかなか身に付きません。
知育玩具の中には、英語力を身につけることを目的として作られているものが多数あります。
アルファベットを覚える簡単なものから、ネイティブな発音を身に付けられる本格的な玩具までさまざまです。
英語力を身に付けたい場合は、子どもの年齢や興味に合わせて、英語に触れられる知育玩具を選びましょう。
幼い頃から英語に触れる機会が多いと、英語に対する抵抗も少なくなり、将来的に大きく英語力を伸ばすことにもつながります。
数字に強い脳を育てたい
2つ目は、数字に強い脳を育てたいという育児方針のための知育玩具です。
小学校高学年になると、算数を苦手とする子どもが増えるようです。
これは数字を抽象的に捉えることや、数字をイメージする力が不足しているからです。
幼児期から知育玩具を通して数字に触れることで、数字を視覚的に捉えられるようになり、数字に関する苦手意識を無くすことができます。
数字に触れる知育玩具は、主にパズル系・カード系・積み木系などの種類です。いずれも、具体物を動かすことで数の概念が学べます。
知育玩具を通して数字に触れる場合、大切なのは大人が計算方法を教えたり急かしたりしないことです。
たとえ時間がかかっても、子どもが自ら考えて、楽しみながら答えを導くことが重要です。
リズム感を育てたい
3つ目は、リズム感を育てたいという育児方針のための知育玩具です。
リズム感や音楽性も子どもにとって大切な能力の一つです。
近年、指導要領が変更になり、中学校からはダンスが必須科目に、小学生には表現運動が追加されました。
リズム感や音楽性を身につけるための知育玩具として代表的なものは、楽器系の玩具です。
音や音楽を簡単に出せる玩具が多く、指先の発達を促すことも可能です。
言葉や泣き声に反応して音や光を出す玩具もあり、年齢に合わせた遊び方で楽しめます。
デザインセンスを磨きたい
4つ目は、デザインセンスを磨きたいという育児方針のための知育玩具です。
デザインセンスを磨くことは、芸術家やデザイナーを目指すだけでなく、豊かな創造力や表現力を身に付けることにもつながります。
デザインセンスを磨く手助けとなる知育玩具として代表的なのは、お絵描き系・粘土系・ブロック系です。
子どもが自ら、描いたり創ったりすることによって、豊かな創造力や表現力を育みます。
自由に組み立てられる構造で、子どもの創造力を刺激します。
頭の回転を良くしたい
5つ目は、頭の回転を良くしたいという育児方針のための知育玩具です。
頭の回転が良い人は、学習能力が高く、物事をテキパキこなすことができます。
これは先天的な影響もありますが、幼児期から鍛えることで後天的にもトレーニングできます。
頭の回転をよくするための知育玩具はさまざまな種類があります。パズル系や脳トレ系が代表的な玩具です。
学習要素を持つ知育玩具が多いため、年齢に合わせて選びましょう。
運動能力を鍛えたい
6つ目は、運動能力を鍛えたいという育児方針のための知育玩具です。
頭だけではなく、運動神経の良い子どもに育てたいと考える親も少なくありません。知育玩具の中には、子どもの運動能力を高めるものも存在します。
幼児期は見たり聴いたりする知育玩具が多いかもしれません。
しかし、体を自由に動かせる年齢になると、知育玩具を使って運動能力やバランス感覚を鍛えることが可能です。
家族みんなで楽しめるものや、室内でも運動できるものなどさまざまな種類があります。
年齢別に見る知育玩具の種類
ここでは、0歳から6歳までの年齢別に、おすすめの知育玩具の種類を紹介します。
0歳
0歳児は、主に五感を鍛えることを中心とした種類の知育玩具がおすすめです。
また、どんなものでも口に入れてしまう年齢でもあるため、大きさや口に入れても安全な素材で出来ているかどうかも、知育玩具を選ぶ際のポイントです。
1歳
1歳は、知覚や集中力が発達し始める時期です。
知覚や集中力を鍛えるためには、積み木やパズル系の知育玩具がおすすめです。
木琴やピアノ絵本など、音が出る楽器系の知育玩具も、脳の発達を促します。
2歳
2歳は、大人の行動に興味を示し、真似をしたがる時期です。
ごっこ遊びセットなど、日常生活を遊びにした知育玩具がいいでしょう。
また、知育玩具だけでなく、実際のお手伝いをすることも知育につながります。
> 2歳向け知育玩具
3歳
3歳は、運動能力や手先の器用さが発達する時期です。
室内では、ハサミを使った工作系や粘土遊びなど、指先を使う種類の玩具を選びましょう。
自分で靴も履き、活発に動ける年齢であるため、屋外では体を動かす運動系の知育玩具もおすすめです。
> 3歳向け知育玩具
4歳
4歳になると、「見立て遊び」が盛んになります。
また、できあがりの状態を想像して取り組む力もついてくることから、想像力が広がるような立体の組み立て・ドールハウスなどの知育玩具がおすすめです。
イメージや気持ちをさまざまな方法を用いて表現することにつながります。
> 4歳向け知育玩具
5歳
5歳は、少し難解な遊びにもチャレンジしてみましょう。
ゲーム系の知育玩具を取り入れることで、勝ったときや負けたときの感情をコントロールする練習になります。次はどうすれば勝てるかを、自発的に考える思考力のトレーニングにもなるでしょう。
> 5歳向け知育玩具
6歳
小学校に入学する年齢でもある6歳は、脳トレ系の知育玩具がおすすめです。
家族や友達と一緒に遊ぶことで、考え方の違いを理解するサポートにもなります。
> 6歳向け知育玩具
まとめ
この記事では、年齢・育児方針に合わせたおすすめの知育玩具の種類を紹介しました。
子どもの能力を引き出す知育玩具には、さまざまな種類があります。
知育玩具は、子どもの年齢や育児の方針によっても選ぶべきものが変わってきます。まずは、どのような能力を身に付けて欲しいかを考えてみましょう。
また、子どもの興味や特性によっても、適切な知育玩具は変わります。子どもが関心を持ち、年齢や育児方針に合った知育玩具を選びましょう。
そして、幼児期から能力を伸ばすことを意識した知育玩具選びは、子どもの将来に良い影響を与えます。ぜひこのページを参考に選んでみてください。