知育玩具の効果を徹底解説!選び方・おすすめ玩具も紹介
知育玩具にはどのような効果があるか知りたい、と考えている方も多いのではないでしょうか?
知育玩具を使うことで、子どもが持つさまざまな能力を伸ばすことができます。
このページでは知育玩具の効果と選び方を解説していきます。
年齢別のおすすめのおもちゃも紹介していますので、参考にしてみてください。
もくじ
知育玩具の効果
まずは知育玩具の効果について説明します。知育玩具がもたらす効果としてどのようなものがあるのでしょうか。ここでは3つを挙げて説明していきます。
学習力の向上
効果の1つ目は学習力の向上です。
知育玩具には、遊ぶだけで自然と文字や数字を覚えることができるものが多くあり、子どもは「学習する」と意識することなく、国語や算数に触れることができます。
自然に書いてある文字を覚える、数字の大きさを理解できるようになるなど、学ぶ力がアップします。
非認知能力の向上
効果の2つ目は非認知能力の向上です。
非認知能力とは、数値で測れない能力のことを指します。例えば、思考力や協調性、コミュニケーション能力といったものです。
非認知能力は、年齢や脳の発達に応じて自然と身に付くものですが、知育玩具を使えばより一層高められると期待できます。
知能指数の向上
効果の3つ目は知能指数の向上です。
知育玩具には、知能指数を高める仕掛けがたくさんあるため、遊ぶことで知能の高まりが期待できます。例えば、積み木を使って理想の形に組み立てるには、どのように積み重ねたら良いかなどを自発的に考えることにも繋がり、知能が鍛えられます。
知能指数を高めたい場合は、知育玩具を使う遊びが適しています。
知育玩具の効果的な選び方
ここまで、知育玩具の効果について説明しました。
それでは、どのようにおもちゃを選べば良いでしょうか?ここでは4つのポイントについて説明しますので、参考にしてみてください。
子どものやりたいもの
選び方の1つ目は、子どもがやりたいかどうかです。
「子どもの能力を伸ばしたい」という大人の願望だけでおもちゃを選んでも、子どもが興味を示さなければ意味がありません。できるだけ、子ども自身におもちゃを選ばせるようにしましょう。
また、子どもが自分から遊び・学びに取り組むための環境づくりを行うことも大切です。
例えば、色々なおもちゃを置いて子どもに選ばせる、また大人と子どもと一緒に買い物に行き、好きなおもちゃを選ばせるのも良いでしょう。
子どものやりたい、という意思を大切にして適したおもちゃを選ぶことが大切です。
大人も一緒に遊べるもの
選び方の2つ目は、大人も一緒に遊べるものです。
知育玩具の効果を十分に得るためには、大人の適切なフォローが必要になります。
特に、はじめて知育玩具に取り組む子どもは、まだおもちゃの遊び方がわからずに緊張していることがあります。そのようなときに大人が遊び方を伝えて子どもの気持ちになって共感し、大人と子どものコミュニケーションをしっかりととることで、子どもも安心して思いっきり遊べるようになります。
子供が危険な遊び方をしないように見守ることも大切です。
一緒に遊ぶことはもちろん、子どもが知育玩具の扱い方がわからずに困っているときには適切なサポートをしてあげましょう。
年齢に沿っていること
選び方の3つ目は、年齢に沿っていることです。
知育玩具は、年齢や発達段階に応じて適切な対象年齢が設定されています。
下の子が上の子のおもちゃに興味を持つなど、対象年齢以外のおもちゃで遊ぶこともありますが、しっかりと知育効果が得られるのは対象年齢のおもちゃであることを意識しましょう。
選ぶ前に、子どもの年齢に沿っているかを確認することが重要と言えます。
素材にこだわる
選び方の4つ目は、素材にこだわることです。
例えば、木製玩具はプラスティック素材にはない木の香りや手触り、適度な硬さなど、天然ならではの柔らかい質感に触れることができます。
自然の素材は子どもの五感を刺激します。素材の温もりに触れることで、非認知能力を高めることもできるでしょう。
遊ぶと同時に、自然環境への関心や親しみを覚えることにも繋がります。
効果のある知育玩具おすすめ
ここでは、0歳〜5歳までの未就学児童を対象に、おすすめの知育玩具を9つ紹介します。
年齢別に紹介しますので、知育玩具を選ぶときの参考にしてみてください。
0歳〜
0歳からの赤ちゃんには、視覚や聴覚、触覚を刺激する知育玩具をおすすめします。ここでは、2つのおもちゃを紹介します。
ワーリー スクイグズ
「ワーリースクイグズ」は、回す・握る・噛むなどの遊び方ができ、歯固めにもなる新しいタイプのおもちゃです。
スピンのようにくるくる回して遊ぶこともできますし、裏面に吸盤が付いているためテーブルや窓にくっつけて使うこともできます。
シリコン製で破れにくく、口に入れても問題がない素材です。形の異なる3種類のおもちゃが1セットとなっているので、飽きることなく楽しめます。
<ワーリースクイグズの特徴>
・子どもの興味を引くカラフルな色合い
・自宅だけでなく車の中や外出・外食時にも持ち運びが容易
・遊びの用途が豊富で、長時間安全な遊びが可能
イニービン
「イニービン」はプラスチック製のフレームに伸縮性のあるヒモが格子状や直線状に張り巡らされたユニークなおもちゃです。
立方体や球体の形をしたブロックが6個セットになっていて、ヒモとヒモの間からブロックを入れたり、抜いたりして楽しむことで、巧緻性を養います。
ブロックとブロックがぶつかり合うと音を鳴らすので音を聴く感覚や、鮮やかな色を見る感覚を育てることができます。
<タンブルルースの特徴>
・0歳から遊ぶことができる
・「聴く」と「見る」の感覚を養うことができる
・BPAフリーなのでお子さまが舐めてしまっても安心
1歳〜2歳
1歳〜2歳は立ってしっかりと歩けるようになる年齢です。
活動範囲が広がり、運動能力が著しく成長するこの時期は、簡単な文字や数字のトレーニングができる知育玩具をおすすめします。
手指の運動 ハリネズミ
「手指の運動 ハリネズミ」は、遊びながら色や数を学べるおもちゃです。
ハリネズミの背中には1から12までの数字が書かれた12個の穴が開いており、付属のはめ込み棒12本を穴にはめて遊びます。
はめ込み棒は小さな子どもの手でも握りやすいサイズになっており、1歳でも問題なく持つことができます。
棒を穴に入れる指先のトレーニング、棒の色を見てどのような色かを学べるなど、年齢に合わせて幅広く使えるおもちゃです。
<手指の運動ハリネズミの特徴>
・はめこみ棒の抜き差しが指先のトレーニングに繋がる
・自然と色や数字を学ぶことができる
・片付けの練習にもなる
3歳〜4歳
3〜4歳は、手先が器用になり、おしゃべりも上手になる時期です。
この時期には、創造力を育んだり観察力、空間認知力を鍛えられたりする知育玩具がおすすめです。ここでは、3つのおもちゃを紹介します。
マスリンクキューブ・ナンバーブロックス アクティビティセット
「マスリンクキューブ・ナンバーブロックス アクティビティセット」は、さまざまな算数スキルが身に付く算数教材です。
ブロックを組み立てて色々なものを作りながら、創造力を育むことができます。
各面にいろいろな形の切り抜きがある100個のブロックは、すべての面を繋げることができます。
ブロックの数を数えたり色で分けたりすることで、幼児期から算数の基礎学習が可能です。
小学生になってからも、たし算やひき算、更にかけ算・面積・体積など幅広く使えて、長く遊べるおもちゃだと言えるでしょう。
<マスリンクキューブ・ナンバーブロックス アクティビティセットの特徴>
・縦にも横にも接続ジョイント可能なキューブ型ブロック
・手や指先の訓練、発達に効果的
・考えながらモノをつくる楽しさを実感できる
Alphabet Sound Puzzle 音が鳴る 木製はめこみパズル アルファベット
「Alphabet Sound Puzzle 音が鳴る 木製はめこみパズル アルファベット」は、一般的なパズルとは違い、音が鳴るパズルです。
アルファベットのピースをはめ込むと、パズルボードに書かれたイラストの音声が、英語で流れます。
子どもは普通のパズルにはない「音」を魅力的に感じ、パズルをはめ込む楽しさに夢中になるでしょう。
パズルピースをはめ込むことは、手指の巧緻性(こうちせい)を高め、空間認識力も育みます。
<Alphabet Sound Puzzle 音が鳴る 木製はめこみパズル アルファベットの特徴>
・集中力・想像力・観察力が鍛えられる
・幼児期から正しい英語の発音を学べる
・木製のため木の温もりを感じられる
5歳〜
5歳以降は、言葉だけではなく、ルールなどもしっかりと理解できるようになる年齢です。
この時期には物事をやり遂げる達成感を味わえるような知育玩具がおすすめです。ここでは2つのおもちゃを紹介します
シリーセンツ マーカーメーカー
「シリーセンツ マーカーメーカー」はオリジナルの、におい付きマーカーを作るおもちゃです。
フルーティーな香りがする3色のインクを調合して、出来上がる色や香りの変化を楽しむことができ、子どもたちの想像力を豊かにします。
また、付属のメスシリンダーやピンセットを使うことで、実験をしている気分を味わうことができます。
<シリーセンツ マーカーメーカーの特徴>
・インクを調合してオリジナルのにおい付きマーカーを作る
・創作意欲を刺激し好奇心と個性を伸ばす
・説明書とカラーレシピも付属
まとめ
この記事では、知育玩具で得られる効果と選び方、おすすめのおもちゃについて紹介しました。
知育玩具は、学習力や知能指数など子どもの能力や可能性を伸ばすなど、さまざまな効果が期待できます。子どもが興味を持ったもの、年齢に沿ったものを選び、効率良く能力を伸ばしていきましょう。