子育てがつまらないと感じる理由7選!つまらないと感じた時の対処法もあわせて紹介
子どもを望んで授かったはずなのに、いざ子育てが始まってみると単調な日々や自由な時間が持てないことで「子育てがつまらない」と悩んでしまうことがありますよね。
なかなか人に言い出せず、悩みを溜め込んでしまうお母さんやお父さんも多いかもしれません。
このページでは「子育てがつまらない」となぜ感じてしまうのか、理由を7つ紹介しています。
また、「子育てがつまらない」と感じた時に試して欲しい対処法も5つあわせて紹介しました。
子育てがつまらないと悩んでいる場合、参考にしてみてください。
それでは紹介していきましょう。
もくじ
子育てがつまらないと感じる理由7選
子育てがつまらないと感じる理由はその人によっても違うのでいくつもあると思います。
このページでは以下の7つをご紹介しています。
・誰にも褒めてもらえないから
・同じことの繰り返しだから
・時間や心の余裕がないから
・いい母親でいようとプレッシャーを感じているから
・なんでも子どもが優先になっているから
・近くに遊べる場所がないから
・大人の会話ができないから
それではひとつずつ紹介していきます。
誰にも褒めてもらえないから
子育ては喜びだけでなく、困難やストレスも伴う重要な仕事です。
子育ての中で「誰にも褒めてもらえない」ことが、子育てに対してつまらないと感じてしまう要因となることがあります。
親が子供の成長や学習の進歩を支える重要な役割を果たしていても、その努力が見えにくいため、他人からの賞賛や支援を受けにくいのが現実です。
残念ながら家族によっては、家庭内の子育ての努力はしばしば見過ごされがちだといえるでしょう。
同じことの繰り返しだから
子育ては毎日同じことの繰り返しなので、つまらないと感じてしまいがちです。
子どもが小さいうちは、授乳やおむつ替え、お昼寝の時間があり、規則正しく生活をせざるを得ません。
会社や学校であれば同じ生活リズムの中にも人間関係などに変化があります。
子どもが小さいうちは気軽に外出できず、常に子どもと二人きりの状態になるので、より決まったリズムの生活が強調されてしまうのかもしれません。
時間や心の余裕がないから
子育てをしていると子どものペースに合わせた行動をするため、何をするにも時間がかかります。
そのため、出産前と比べると自分の自由な時間を作りにくく、子どもが夜寝付くまでは生活リズムを考えながら必死に家事や育児をこなさなければなりません。
子どもが寝付いた後も疲れ切って寝てしまえばまた朝が始まってしまうため、なかなか時間的余裕を作ることができなこともあります。
お母さんは常に「やらないといけないこと」に追われているため、出端をくじかれたり努力した結果が出にくいと心の余裕もどんどんなくなってしまっています。
いい母親でいようとプレッシャーを感じているから
誰かに子育てが「つらい」「逃げたい」と相談したくても、そのようなことを口に出すとダメな母親なのではないかと思ってストレスを溜め込んでいませんか?
また、弱音を吐くことで他者からの批判を恐れ、本当の気持ちを誰にも言えなくなってしまっているお母さんもいるかもしれません。
いいお母さんでいようとするあまりに自分を追い込んでしまっている人も子育てがつまらないと感じてしまうのではないでしょうか?
なんでも子どもが優先になっているから
母親は、妊娠・出産を経験するなかで、生活スタイルが大きく変化せざるを得ません。
子どもと一緒に行ける場所、子どもが食べられる物、子どもが楽しめる方法など、どうしても子ども優先に考えるようになってしまっています。
いつもいつも我慢ばかりしていては、お母さんだって不満が溜まってしまいます。
子どもにせがまれるから同じ絵本を何十回も読む、ママは公園に行きたくないけど子どもが行きたがるから仕方なく連れて行く。
ママの気持ちよりも子どもを優先してしまっているため子育てがつまらないと感じる原因になってしまっています。
近くに遊べる場所がないから
住んでいる場所によっては近くに公園やスーパー以外のレジャー施設や商業施設がなく、子どもを連れて遊びに行ける場所が少ないこともあります。
雨の日など天候の悪い日や、暑さ寒さの厳しい日などは遊ぶ場所のバリエーションが少なくなってしまい、つまらないと感じてしまうようです。
大人の会話ができないから
子どもが産まれる前まで友達や会社の人たちと会話を楽しんでいた人はこの変化に大きなストレスを感じてしまうかもしれません。
旦那さんが会社に行っている間は子どもと二人きりで、旦那さんの仕事が早朝や深夜に及ぶ場合は丸1日大人と会話しなかったなんていう日もあるかもしれません。
また、子どもが言葉を話すようになっても大人とするような会話ができるわけではないので会話が楽しめないフラストレーション(欲求が何らかの障害によって阻止され、満足されない状態にあること)が溜まってしまうお母さんもいるようです。
子育てがつまらないと感じた時の対処法5選
子育てがつまらないと感じた時の対処法を5つ紹介しています。
・子どもと一緒に楽しめる方法を探す
・なんでもかんでも子ども優先をやめる
・自分の好きなことをしてみる
・子育て支援センターを利用してみる
・子どもを預けて息抜きする
それではひとつずつ紹介していきます。
子どもと一緒に楽しめる方法を探す
お絵描きやブロック、おままごとなど子どもの目線で一緒に遊ぶことも大事ですが、毎日それだけでは「つまらない」と感じる原因になってしまいます。
毎日同じ公園に行ってスーパーで買い物してと、単調な時間を過ごすのをたまにはやめてみるといいかもしれません。
コンビニでご飯を買って大きめの公園でピクニックしてみたり、いつも通らない道をお散歩してみるなど、ほんの少し変化をもたらすことで新しい発見につながります。
子どもはたいてい新しいことが好きなので、お外でピクニックは喜ぶ子が多いですよ。
なんでもかんでも子ども優先をやめる
子育てをしていると、どうしても子ども優先になってしまいがちです。
食べるもの、遊ぶ場所、予定の立て方すら子どもが優先になってしまい、お母さんは犠牲になってしまっていると感じがちです。
家族は個々に好きなことをしていても、お母さんは家計の管理や家事の進み具合、家族の動きなどを察知して動き周り、自分のことは後回しになりがちで結果、不満が溜まってしまいます。
そのような時は行きたい場所、食べたいもの、見たいものなど一度自分の好きなことを優先させてみてはいかがですか。
自分の好きなことを優先することで選ぶ楽しみやワクワク感などを得ることができます。
自分の好きなことをしてみる
子どもが小さいうちはお昼寝の時間などを利用して自分の好きなことをしてみるのもいいかもしれません。
溜まった家事や疲れなどでなかなか自分の好きなことをするのが難しいかもしれませんが、何かしながらできることなら始めやすいのではないでしょうか。
たとえば、イヤフォンで音楽を聴きながら食事の準備をする、洗濯をたたみながら好きなテレビを見る、食事の準備をしながらこっそり自分だけのおやつを食べる、などです。
外食をするのがなかなか難しい時期でもウーバーイーツなどを利用して自分だけのご褒美を運んでもらうこともできます。
最近好きなことができていないなと感じているお母さんはぜひ試してみてください。
子育て支援センターを利用してみる
地域の子育て支援センターや児童館を利用することで、ストレスを発散させているお母さんは多くいるようです。
支援センターや児童館に行くことで、職員と話をすることができたり家にないおもちゃで遊ばせることができます。
また、同年代の子どもを持つ親が来ているため、親同士の交流を望んでいる場合はママ友作りができるかもしれません。
近所に子育て支援センターや児童館がある場合は足を運んでみると「子育てがつまらない」と感じている気持ちに変化があるかもしれません。
子どもを預けて息抜きする
子育てがつまらないと感じたら、いったん子どもをどこかに預けて息抜きするというのもひとつの手段です。
自分の親とは離れて暮らしていたり、子どもを預ける場所がないなどの場合でも、一時保育やベビーシッターをお願いするなど、子どもと離れることで息抜きするという方法もあります。
子育ては楽しいことばかりではないので息が詰まってしまいそうになることもあると思います。
そのような時は無理をせず、短時間でも良いのでいったん子どもをどこかに預けて息抜きしましょう。
子どもと離れることで自分の気持ちをいったんリセットすることができます。
産後はホルモンバランスも相まってイライラしやすかったり涙もろかったりします。
心に余裕が持てず辛いと感じる時は、一度子どもを預けてお母さん自身がリラックスした気持ちになる必要があります。
子育てがつまらないと感じた時に試して欲しいこと
子育てがつまらないと感じた時に試して欲しいことを3つ紹介しています。
・SNSを活用してみる
・未来の目標を立ててみる
・在宅ワークをしてみる
ではひとつずつ紹介していきます。
SNSを活用してみる
得意なことをSNSにアップすることで情報交換をしたり、普段モヤモヤしていることをつぶやいて共感を得ることで、子育てがつまらないと感じている気持ちを解消する方法もあります。
なかなか身近にいる人たちに不安を打ち明けることができないという人は匿名で投稿できるSNSを活用してみるのも良い方法かもしれません。
SNSを利用することで同じくらいの年齢の子どものママ友ができたという人もいるようです。
未来の目標を立ててみる
子育てや家事は次々と課題が見えてきてしまうためゴールが見えづらく感じるでしょう。
また、ゴールが明確に決まっていないと達成感を得られずそれがモヤモヤの原因になりがちです。
そこで、自分なりのゴールを決めて目標を立ててみてはいかがでしょうか。
例えば、子どもが小学校に上がったら仕事を始める(ここでは具体的にどのような仕事を始めるなども決めておくと良いかもしれません)、◯歳までに◯◯円貯めて◯◯に行くなどです。
それではあまりに目標が大きすぎる…という場合は日々節約したお金で溜まったら近所の◯◯にランチに行くなど、達成しやすい目標を立ててみるのはいかがでしょうか。
小さなことでも達成感を味わうことで日々の生活に変化をもたらすことができます。
在宅ワークを始めてみる
子どもを預けて働くことに抵抗を感じているお母さんは、在宅ワークを始めてみてはいかがでしょうか。
最近では働き方が多様化しているため、リモートワークでできる仕事も増えています。
また、フリーランスで企業に属さず仕事をすることもできるため、子どもが昼寝をしている間や夜寝付いたあとなどの隙間時間を利用して働いている人もいます。
いざ外に働きに出ようと思っても、何から始めたらいいのか戸惑ってしまうこともあるので、「働く」という土台作りのためにも在宅で仕事をしてみるのも良いかもしれません。
また、ちょっとしたお小遣いになるので好きなものを買う足しにしたり、「仕事をやり遂げた」という達成感に繋がります。
まとめ
このページでは子育てがつまらないと感じる理由や、その時試して欲しい対処法を紹介しました。
いつでも子ども優先で同じような生活が続くと単調でつまらないと感じてしまいがちですよね。
子どもを育てる親が不満を溜めすぎると子どもに良くない影響を与える場合もあるため、あまり我慢しすぎずに「親ファースト」の日も作りながら日々の子育てをがんばりましょう。