21世紀型スキル『 4つのC 』
21世紀型スキルってなんだろう?
自動化やAIの技術が日々進歩し、今の子どもたちが大人になる頃には様々な新しい職種が誕生しているでしょう。このような社会の変化に臨機応変に対応するために、今後ますます注目されていく能力が「21世紀型スキル」の「4つのC」と言われています。4Cとは、Critical thinking(批判的思考)、Creativity(創造性)、Collaboration(協働)、Communication(コミュニケーション)の頭文字を指します。学校で学ぶ知識をハード面とするならば、これら4つのスキルはソフト面の学びだとされており、このソフトスキルを習得しているか否かは、子どもの将来を大きく左右すると言われています。
4つのCとは?
Creativity(創造性):既成概念にとらわれず考える力
既成概念にとらわれない新しい視点や考え方で、新しい技術や可能性などを創造する力です。これまで見たことのないような問題や定まった答えのない問題に対応するには、常識にとらわれずいろいろな方面から物事を見られることが大切だと言われています。
Critical Thinking (批判的思考):問題を見つけ、分析・判断し解決する力
既成概念にとらわれない新しい視点や考え方で、新しい技術や可能性などを創造する力です。これまで見たことのないような問題や定まった答えのない問題に対応するには、常識にとらわれずいろいろな方面から物事を見られることが大切だと言われています。
Collaboration(協働・協調性):共通の目標を達成するために協力する力
共通の目標を達成するため個々の力だけでなく他者と協働して一緒に解決していく力のことです。これまで見たことのないような問題や定まった答えのない問題に対応するには、他者との共同が必要です。お互いを尊重し合い、認め合い、いろいろな考え方を共有しながら協働できるスキルは今後ますます必要になってくると言われています。
Communication (コミュニケーション):アイデアを素早く明確に伝える力
自分の考えを相手にわかりやすく、明確に伝えることができ、さらに相手の伝えたいことを理解できる力のことです。SNSの普及により、対人関係におけるコミュニケーションの手段はテキスト中心になりつつあるなか、自分の意見を主張して相手を説得できる、聞き手にわかりやすく説明できる、的確なアドバイスができるなどのコミュニケーションスキルは、今後ますます重要になってくると言われています。