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2022.08.22

出産祝いの相場ってどれくらい?お作法や注意事項を徹底解説!

出産祝い

出産祝いをあげたいけど、どれくらいの金額が妥当なのか、相場はどれくらいか、悩む方も多いと思います。

少ない金額は相手を不満にさせたり、逆に多いと恐縮させてしまったりすることがあるので、大変難しいです。

お互いが満足のいく出産祝いを贈るためには、相場がいくらか、しっかりと把握しておくことが大切です。

このページでは、出産祝いの相場はいくらが妥当か、相場金額、注意事項について丁寧に解説していきます。

出産祝いの相場はいくらが妥当か?

出産祝いの相場では、いくらが妥当とされているのでしょうか。
相手との関係や、自分の立場によって大きく変わるため、詳しく説明していきます。

 

相手との関係で分かれる

出産祝い 相手の立場

出産祝いを贈りたい相手が、仕事関係の場合、目上の方か、もしくは後輩か、また同期かで、それぞれ相場は変わってきます。

自分の立場が相手よりも下だと相場は低くなりがちですし、世話をしている後輩なら多めの金額のお祝いをしてあげると喜ばれるでしょう。

また、友人の場合は仲の良さによっても変わります。

毎日のように会っている仲の良い親友のような相手だと、たくさんお祝いした方が喜ばれます。

滅多に会わない相手と出産をきっかけに会う場合、気持ち程度の金額感が良いでしょう。

親族の場合は、過去の関係や、年齢によって変わると言えます。

例えば、出産祝いを贈る相手が従兄弟の場合、お互いの親が子どものお祝いをあげる関係であるか、定期的に贈り物をしているのであれば、相応した金額のお祝いをあげるのが良いでしょう。

また、自分の年齢の方が上であれば、相場よりも少し多めの金額をあげることが良いでしょう。

 

親族にあげる場合は、家族間の付き合いがどうかを確認して決めるようにしましょう。

自分の子どもに出産祝いをあげる場合は、一般の相場か、もしくはそれ以上の金額相当だと言えます。

子どもは特別な存在であるため、相場を超えてでもお祝いしたい金額のものをあげると良いでしょう。

しかし家庭によって異なるため、お互い理解した上で適切な金額を定めることが重要です。

 

自分の年代・立場によって変わる

出産祝い 自分の立場

相場は、自分の年代や立場によっても異なります。

20代なら、学生だったり、働き始めた新社会人だったりするかもしれません。

社会的な立場はまだ高くないため、相手に関わらず、相場を下回っても問題ないと言えるでしょう。

30代の場合は、その方は中堅の責任ある立場であることが多いです。

自分よりも年齢が下の方にあげる場合は高めの金額を贈るのが望ましいでしょう。

40代以上の場合は、社会的地位も高く、高めの金額感を贈るのが理想的です。

60代、70代を超えると年金暮らしの方も多いため、その方の暮らしに見合った金額感であげるのが適切と言えます。

年齢はあくまでも一つの目安のため、自分の状況や相手へどれくらいあげたいか、の気持ちを一番大切にしましょう。

 

出産祝いの相場金額

出産祝い 相場

出産祝いの相場金額について説明していきます。

親から子どもにあげる場合、孫にあげる場合、兄弟姉妹、親戚、友人、仕事関係にあげる場合に分けて見ていきましょう。

 

親から子どもにあげる場合

親(赤ちゃんの祖父母)から子ども(赤ちゃんのパパ・ママ)へ贈る出産祝いの金額相場は、3万円~5万円と言われています。

少なくとも3万円以上をあげるのが良いでしょう。

ひとりっ子の場合や、それまでの子どもとの関係、想いによって、10万程度をあげる親もいるようです。

 

出産祝いはできるだけたくさんあげたい、あげなければならないと思いがちですが、無理して金額を高くする必要はありません。

赤ちゃんを愛おしく想うことが一番大切ですし、生活水準に見合った金額感で良いでしょう。

ただし相場よりも低い金額になってしまう場合は、子どもとトラブルにならないようあらかじめ事情を伝えておくなど注意しておく必要があります。

 

孫にあげる場合

親(赤ちゃんの祖父母)から孫(パパ・ママの子ども)へ贈る出産祝いの金額相場は、3万円~5万円です。

孫は可愛くてたまらないことから、時には自分の子以上の金額になる場合もあります。

年金暮らしの方も多いので、自分の生活水準から外れない金額を贈るようにすることが大切です。

 

兄弟姉妹の場合

赤ちゃんの親が兄弟姉妹の場合の相場は、5,000円~3万円程度と、幅があります。

贈り主の立場や年齢によって、いくらくらいの金額が適切かが変わります。贈り主が20代~30代の若い年代や独身の場合には5,000円~1万円程度、既婚者なら1万円~3万円程度が相場と言えるでしょう。

 

親戚の場合

姪・甥などの親戚にあたる場合は、1万円~2万円が相場と言えます。

滅多に会わないけれど、親同士の付き合いがあるため贈った方が良いとされる相手には、1万円を包んで現金書留で送る方も多いです。日頃から付き合いのある親戚同士、家族ぐるみでお世話になっている方には2万円が適切と言えるでしょう。

 

友人知人の場合

友人知人の場合は、3,000円~1万円程度が一般的な相場です。

普段あまり付き合いのない友人や、近所に住んでいる知人などの場合には3,000円程度、もしくはそれを下回る1,000円程度の、赤ちゃんグッズなどのお祝い品をあげる方もいます。幼なじみやとても親しくしている友人の場合には5,000〜1万円が喜ばれるでしょう。

連名で送る場合は、例えば5人以上の複数人で送るなら全員で1.5万~5万円程度で、それを人数で割った金額が一人当たりの金額となります。

 

仕事関係の場合

仕事関係の場合の金額相場は、相手と自分の立場によって変わります。

相手が上司や先輩など大変お世話になっている目上の方の場合は、5,000円~1万円程度が適切です。

部下や後輩など目下の人や同僚の場合には3,000円~5,000円が良いでしょう。職場の方に連名でお祝いを贈る場合は、1人あたり1,000円~3,000円、人数が多い場合は500円となる場合もあります。

 

出産祝いの相場を見て注意すべき事項

出産祝いをあげる際に、必ず注意すべき事項があります。

ここからはお祝いを渡す時期、相手の家に訪問する際の滞在時間など、公にはあまり言われていないけれども、気をつける必要がある事項について詳しく説明していきます。

 

お祝いを渡す時期

出産祝い 相場

注意事項の1つ目は、お祝いを渡す時期です。

 

お祝いを渡す時期はママと赤ちゃんが退院した後の生後1週間〜1ヶ月以内が目安と言われています。

なぜなら、生後7日目には「お七夜」と呼ばれる命名のイベントがあり、生後1ヶ月後頃には氏神神社への「お宮参り」が行われ、2つの節目の間にお祝いを渡すのに縁起が良いと言われているからです。

しかし、実際は退院してからすぐはバタバタしていて、体調も精神面も安定していないことが多く、直接渡す際には避けた方が良い場合もあります。

人によっては、ほとんどの時間を家の中で過ごす新生児を、あまり他人に触れてほしくない、という方もいるでしょう。

2つの節目「お宮参り」の間にあげる場合は、郵送・配送で送る方が多いです。

直接渡したい場合はママや赤ちゃんが落ち着いたタイミングに渡すのが一番良いでしょう。お祝いを渡す場合は、いつごろなら大丈夫か相手に確認することをおすすめします。

 

滞在時間は相手状況を見て

出産祝い 訪問

注意事項の2つ目は、滞在時間は相手の状況を見て決めることです。

 

相手の家に訪問して、直接お祝いを渡す場合、滞在時間に気をつけなければなりません。

ママ・パパは赤ちゃんの対応で夜も眠れず、睡眠不足が続いていて疲れていることがあります。

また、産まれてすぐの赤ちゃんは慣れない環境だと大変疲れやすくなるため、特に大勢の場合は長居しないことが大切です。

 

訪問するのが1人の場合も、相手の状況に合わせることが大切です。

初めての子の場合、不安もあるから、子育ての経験のあるママ・パパに教えてもらいたい、少しお世話を代わってもらって、自分もゆっくりしたい、と思う方もいるかもしれません。

必要以上に長居しないことはもちろん、相手の状況に合わせて行動しましょう。

出産祝いの相場から考える現金お作法

出産祝い 相場

ここからは出産祝いで現金を渡す際のお作法について紹介します。

新札を用意するだけでなく、ご祝儀袋の種類、書き方、避けなければならない金額、お札の向きなどたくさんありますので、しっかりとマナーを押さえましょう。

 

新札を用意する

お作法の1つ目は、新札を用意することです。

出産祝いの新札には、新しい家族をお祝いすること、産まれてくるのをとても楽しみにしていた、という気持ちが込められています。お祝いで渡すのは新札がマナーです。

 

出産祝い用のご祝儀袋を用意する

お作法の2つ目は、出産祝い用のご祝儀袋を用意することです。

紅白の蝶結びの水引が、出産祝いに相応しいご祝儀袋と言われています。水引の本数は、5本か7本などの奇数で、多ければ多いほど良いとされています。

 

4と9の数字は避ける

お作法の3つ目は、贈る金額は4と9の数字を避けることです。

4は「死」を連想させてしまう数字であること、9は「苦」を連想させる数字であることから、それぞれ御祝いの際は避けたほうが良いとされています。

 

ご祝儀袋の書き方

お作法の4つ目は、ご祝儀袋の書き方です。以下のような書き方が望ましいとされています。

・祝 ご出産
・御出産御祝
・御祝

意識するポイントとしては、死を連想させてしまう4文字の固まりにならないようにすることです。

ご祝儀袋の書き方は意識していない方も多いため、十分に気をつけましょう。

 

贈り主の名前

お作法の5つ目は、贈り主の名前です。

3名までは直接連名で書きますが、3名以上であればご祝儀袋には代表者の名前と、その左側に「外一同」と書きましょう。

誰からのお祝いか分かるように、全員の名前を別紙に書いて、中包みに入れることが大切なお作法です。

 

中袋・中包みの書き方

お作法の6つ目は、中袋・中包みの書き方です。

金額は旧字体で書く必要があります。

例えば1万円の場合は「金 壱萬円」と記載します。また、裏面の左端には、贈り主の住所と名前を書くようにしましょう。

 

濃い墨の色のペンを使うこと

お作法の7つ目は、濃い墨の色のペンを使うことです。

はっきりとした色の毛筆、筆ペンを使いましょう。

ボールペンや鉛筆はNGとされています。また、お香典に使う薄墨のペンを間違っても使わないようにしましょう。

ステーショングッズ売り場に専用のペンが売っていますので、一つ持っておくととても便利です。

 

お札の向き

お作法の8つ目は、お札の向きです。

ご祝儀袋の中袋の表とお札の表(肖像画が描かれている方)を合わせるようにしましょう。

知らないまま、逆に入れてしまう残念なケースが多く見られています。お札の向きもしっかり確認して、袋の中に入れましょう。

 

出産祝いの相場から考える現金の贈り方

ここまで、出産祝いの相場や注意事項について説明しました。

それでは、現金を郵送などで送りたい場合、どのような手続き・方法で送れば良いのでしょうか。ここでは、送り方について詳しく見ていきます。

 

ご祝儀(現金)は現金書留で郵送

出産祝い 郵送

贈り方の1つ目は、現金書留で郵送することです。

郵便局に現金書留用の専用封筒が売っていますので、それを購入し、郵便局から郵送しましょう。

あらかじめお祝いで贈ることが多い場合、複数枚購入しておくこともおすすめです。

 

ギフトカードの送り方

出産祝い ギフトカード

贈り方の2つ目は、ギフトカードです。

友達への出産祝いは、現金よりギフトカードが送りやすく、相手も気軽に受け取れるため、好まれる傾向にあります。

ただし、ギフトカードだからといって、手紙として送らないようにしましょう。

ギフトカードを郵送する場合は、最低でも追跡可能な方法で送り、もしトラブルがあった際にも対応できるようにしておくと安心です。

また、ギフトカード単品で贈るのではなく、相手へのお祝いを添えたメッセージなどがあると、相手はより嬉しく感じるでしょう。

 

プレゼントは別便で

出産祝い 配送

贈り方の3つ目は、出産祝いに現金とプレゼントの両方を配送で送りたい場合、それぞれ別便で送る必要があることです。

現金書留以外で現金を郵送することは、郵便法第17条で禁じられています。そのため、必ず別便として分けて送りましょう。

プレゼントはネットを利用すればメッセージカードも作成してくれますので、手軽に送ることができるのでおすすめです。

 

まとめ

このページでは、出産祝いの相場について、妥当な金額・注意事項・現金を送るときのお作法を中心に詳しく説明しました。

出産祝いの金額に一般的な相場はあるものの、相手との関係性や、その時のご自身の状況で大きく変わります。

お祝いしたい、と思う気持ちを大切にしつつ、その時の状況に適した金額で贈り物をしましょう。

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