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2023.05.18

1歳半の人見知りは大丈夫?よくある原因・行動と7つの対策

人見知り 1歳半 アイキャッチ画像

1歳半での人見知りに困っていませんか?

急に人見知りを始めたり、逆にまったく人見知りをしなかったり、子どもの人見知りで不安になっている方は多いと思います。

 

また、知らない場所や環境に不安を持ち、機嫌が悪くなったり固まってしまったりする「場所見知り」をしてしまう子どもも少なくありません。

人見知りや場所見知りは個性であり、子どもの成長の証しなので、心配しすぎる必要はありません。

 

このページでは、1歳半の子どもの人見知りの場面や行動について解説した上で、原因と対策までご紹介します。

 

1歳半の子が人見知りや場所見知りをする場面

まずは、1歳半の子どもが人見知りや場所見知りをしてしまいがちな以下の4つの場面について、具体的な例をあげてご紹介します。

・知らない人に会ったとき
・普段合わない身内に会ったとき
・知らない場所に行ったとき
・慣れていない保育園や児童館に行ったとき

1つずつ、見ていきましょう。

 

知らない人に会ったとき

1つ目は、知らない人に会ったときです。

1歳半の子どもは、知らない人に会ったときに、人見知りをすることがあります。知らない人を怖いと思ってしまうのは、大人も子どもも同じです。

子どもの場合は、知らない人への興味から人見知りをしてしまうこともあります。

 

普段会わない身内に会ったとき

2つ目は、普段会わない身内に会ったときです。

1歳半の子どもは、よく知っている身内に対しても人見知りしてしまうことがあります。

同居していない祖父母や、忙しくてなかなか会えないパパなどです。

 

たとえ身内であっても、会う頻度や接する時間が少ないほど、人見知りをしてしまいます。

 

知らない場所に行ったとき

 

3つ目は、知らない場所に行ったときです。

1歳半の子どもは、人に対してだけではなく、場所に対して「場所見知り」をしてしまうこともあります。

初めて連れて行った場所で泣き出したり、固まって動かなくなったりすることはよくあります。

知らない場所は、嫌だと感じたり、大きな不安を持ってしまったりすることが原因です。

 

また、知らない場所に大きな興味や関心を持っていることが原因の場合もあります。

 

慣れていない保育園や児童館に行ったとき

4つ目は、慣れていない保育園や児童館に行ったときです。

1歳半の子どもが場所見知りをするのは、知らない場所だけではありません。

通っている保育園や児童館などであっても、慣れるまでは大泣きしたり、施設の隅から動けなくなったりする子もいます。

 

1歳半の子どもの人見知りの行動

ここでは、1歳半の子どもが人見知りや場所見知りをした際にとってしまう以下の3つの行動について、具体例を挙げてご紹介します。

・泣く
・動かなくなる
・目をつぶる・目をそらす

1つずつ、見ていきましょう。

 

泣く

泣く 男の子 1歳半

1つ目は、「泣く」です。

1歳半の子どもが、突然泣き出してしまうことはよくあります。感情を抑えられず、泣き続けたり、ぐずったりしてしまう子どもも多いです。

まだ言葉もあまり話せない時期なので、なぜ泣いているのかわからず戸惑ってしまう方も多いでしょう。

 

このように子どもが泣き出した場合、人見知りや場所見知りが原因なことがあります。

たとえ、会ったことがある人や行ったことがある場所であっても、慣れていないと1歳半の子どもが泣いてしまうことはよくあります。

 

動かなくなる

2つ目は、「動かなくなる」です。

1歳半という年齢は、歩けるようになる子どもが多く、動きは活発な時期です。

 

しかし、人見知りや場所見知りが起こると、活発だった子どもでも動きが止まって固まってしまいます。

 

目をつぶる・目をそらす

目をつぶる 女の子 1歳半 人見知り

3つ目は、「目をつぶる・目をそらす」です。

1歳半の子どもは、人見知りや場所見知りによって、目をつぶったり、目をそらしたりすることがあります。「泣く」や「動かなくなる」とは異なり、一見わかりにくいかもしれません。

少しだけ目をつぶってすぐに開ける・長い間目を閉じてしまうなど、様子は子どもによってそれぞれです。

 

1歳半の人見知りの原因

人見知り 女の子 親子 1歳半

なぜ、1歳半の子どもは人見知りをしてしまうのでしょうか?

子どもが急に人見知りを始めて戸惑ってしまう方も多いかもしれません。

ここでは、1歳半の子どもが人見知りをしてしまう以下の3つの原因について解説します。

・脳が発達したから
・興味と不安による心の葛藤から
・身近な人の不安や緊張を感じ取っているから

1つずつ、見ていきましょう。

 

脳が発達したから

1つ目は、脳が発達したからです。

子どもの脳は日々発達しています。1歳を過ぎると、様々なことを認識し記憶力も向上するでしょう。

今まで気がつかなかったことも、認識できるようになります。

 

そのため、知らない人に会ったり慣れない場所に行ったりすると、恐れや不安が出てきます。

 

興味と不安による心の葛藤から

2つ目は、興味と不安による心の葛藤からです。

1歳半になり脳が発達することで、子どもは恐れや不安を覚えるだけでなく、興味や関心も高まります。

知らない人に興味があるけれど、怖くて近づけないなど、興味と不安を同時に持つことで心の葛藤が出てきます。

 

たとえば、児童館に入るときに泣いてしまうのは、怖くて不安という気持ちだけではなく、興味があって近づきたい気持ちの裏返しかもしれません。

 

身近な人の不安や緊張を感じ取っているから

3つ目は、身近な人の不安や緊張を感じ取っているからです。

知らない人に会ったり、知らない場所に行ったりすることで不安や恐れを感じるのは大人も同じです。

いつも一緒にいる身近な大人が不安を持っていたり、緊張していたりすることを子どもは敏感に感じてしまいます。

 

たとえば、初めて児童館に行く場合、親も緊張してしまうことがあります。その緊張が子どもに伝わって、子どもが泣き出してしまうこともあるのです。

 

 

問題あり?なし?1歳半で人見知り

疲れ ママ お母さん 子育て 1歳半

1歳半でいつも人見知りをしてしまう子どももいれば、まったく人見知りをしない子もいます。

我が子の人見知りの行動や頻度に問題があるのではないかと、不安になってしまう方も多いでしょう。

ここでは、以下の3つの観点から、1歳半の人見知りには問題があるのかどうかを解説します。

・個性なので基本的には問題ない
・人見知りしない子、しなくなっても再発する子もいる
・自閉スペクトラム症などの発達障害による場合がある

1つずつ、見ていきましょう。

 

個性なので基本的には問題ない

1つ目は、「個性なので基本的には問題ない」です。

人見知りの行動や頻度、激しさなどは、子どもの個性や育った環境によって異なります。

周りにいる同じくらいの年齢の子どもと比べて、不安になることもあるかと思います。

 

しかし、1歳半で人見知りをするのは、成長の証しでもあるので基本的に問題はありません。

 

人見知りしない子、しなくなっても再発する子もいる

2つ目は、「人見知りしない子、しなくなっても再発する子もいる」です。

子どもの人見知りが激しくて悩む方もいれば、まったく人見知りをしないことを不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

 

人見知りをするかしないかは子どもによってさまざまなので、まったく人見知りをしない子や一度しなくなっても再発してしまう子どももいます。

人見知りをするかしないかは子どもによってさまざまであることを覚えておきましょう。

 

自閉スペクトラム症などの発達障害による場合がある

3つ目は、「自閉スペクトラム症などの発達障害による場合がある」です。

1歳半で人見知りをすること自体は、特に問題はありません。

 

しかし、人見知りのような行動は、実は自閉スペクトラム症などの発達障害が原因の場合もあります。

発達障害は、生まれてすぐにはわかりません。しかし、1歳半頃であれば発達障害の兆候が現れている場合があります。

自閉スペクトラム症の子どもは、こだわりが強かったり、対人関係が苦手だったりします。

あまりに人見知りの行動が酷く、心配な場合は病院や専門機関に相談しましょう。

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1歳半の人見知りへの対策

最後に、1歳半の子どもが人見知りをした際の、以下の7つの対策をご紹介します。

・人と触れ合う機会を増やす
・身近な大人が気持ちを穏やかにする
・身近な大人が手本を示す
・人見知りすることを叱らない
・ママやパパと仲が良い姿を見せる
・慣れている場所で過ごす
・長い目で見守る

1つずつ、見ていきましょう。

 

人と触れ合う機会を増やす

人見知り 子供 遊ぶ 1歳半

1つ目は、「人と触れ合う機会を増やす」です。

人見知りの行動を緩和させるためには、人と触れ合う機会を増やして、人に慣れさせることが大切です。

1歳半の子どもが人見知りをしてしまうからといって、いつも家に居て人に会わないことはオススメできません。

普段会わない人に会ったり、普段と違う場所に行ったりすることは、子どもの成長にも繋がります。

 

身近な大人が気持ちを穏やかにする

2つ目は、「身近な大人が気持ちを穏やかにする」です。

いつも一緒にいる大人の不安や緊張などは、子どもに伝わってしまいます。

身近な大人が気持ちを穏やかにすることによって、子どもも安心するため、人見知りが減ることがあります。

予定よりも早めに準備をする、スケジュールを詰め込みすぎないなど、心に余裕が持てるような生活スタイルを心がけましょう。

 

身近な大人が手本を示す

3つ目は、「身近な大人が手本を示す」です。

子どもはママやパパなどの身近な大人の姿を見ながら育ちます。

身近な大人が人に会ったときに、緊張や不安で黙ってしまってはいないでしょうか。

自分から挨拶をしたり、笑顔で話しかけたりするなど、人付き合いの手本を身近な大人が子どもに示しましょう。

 

人見知りすることを叱らない

4つ目は、「人見知りすることを叱らない」です。

泣いてあやすのが大変だったり、他の人に気を使わなければいけなかったりもするので、子どもの人見知りにイライラしてしまう方も多いと思います。

 

しかし、1歳半の子どもが人見知りをすることは、決して悪いことではありません。

成長の証しであるとポジティブに受け止め、人見知りしてしまうことを責めたり叱ったりしないようにしましょう。

 

ママやパパと仲が良い姿を見せる

家族 夫婦 人見知り

5つ目は、「子どもが人見知りしてしまう相手とママやパパが仲が良い姿を見せる」です。

1歳半の子どもにとって、ママやパパの存在はとても大きいものです。何より安心できて頼れる存在ではないでしょうか。

そんなママやパパと人見知りしてしまう相手が仲良くしていれば、今まで慣れていない人に対しても親近感が沸き、人見知りをしにくくなります。

 

慣れている場所で過ごす

6つ目は、「慣れている場所で過ごす」です。

人見知りだけでなく、慣れない場所に行くことで、子どもは場所見知りをすることがあります。慣れない場所で慣れない人と過ごすのは、よりストレスがかかりがちです。

自宅やお気に入りの公園など、普段良く過ごしている場所で人に会うことによって、少し安心して過ごすことができるでしょう。

 

長い目で見守る

7つ目は、「長い目で見守る」です。

さまざまな対策を講じても、人見知りが続くこともあります。人見知りはその子の個性の一つであり、成長の証しでもあります。

決して悪いことではないので、長い目で見守ることも大切です。

 

まとめ

このページでは、1歳半の子どもの人見知りの場面や行動について解説した上で、原因と対策までご紹介しました。

子どもの人見知りで困っている方は多いかと思いますが、人見知りをすることは悪いことではありません。

 

多くの場合、特に問題はなく、成長の証しでもあります。

人見知りの対策としては、ご紹介したものの中からできそうなものを試してみてはいかがでしょうか。

人見知りは、特に何か対策しなければいけないわけではないので、長い目で暖かく見守ることも大切です。

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